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照明器具の素材 ~竹~

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竹は私たち日本人にとって馴染みの深い素材です。

幼少期より、民話“かぐや姫(竹取物語)”や竹馬遊び・釣竿(今や竹製のものは希少品ですが)など、連想するイメージとして身近にあることが、その一因であるのかもしれません。

生活圏内で自生している竹林をあちこちで見かけることも少なくなく、また、竹の櫛や竹製のバッグ、箸や食器、家具や建材など、衣食住全般にその製品領域が広がっていることも影響を与えていると考えられます。

竹は生育が早く、しなやかさをともなう強度や加工のし易さが汎用性の高い素材としてのメリットであると言うことができそうです。それゆえ、竹製品や竹細工の産地は、日本各地に存在します。

照明器具の素材としての竹は、提灯の骨組みや灯篭、行灯が代表的です。和紙と組み合わせた折り畳みが可能な提灯は、かしこさを併せ持つクールジャパンを体現した伝統工芸品に含まれると思います。
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※照明作家 谷俊幸氏の作品より

また、馴染みの深い素材としての風合いは、照明器具のシェードや飾りに使用すると、和風建築空間との親和性が高いだけでなく、シンプルな洋風空間においてもモダンな印象を醸しだすことが可能です。
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※(株)キシマ製ペンダント(ベトナム製シェード)より

インテリアとの調和とは次元が異なりますが、エジソンが白熱電球の発明時に、世界中の竹の中から京都の岩清水八幡宮の真竹をフィラメントに使用して連続点灯時間を飛躍的に向上させたことには、何か因縁めいた、それでいて誇らしげな思いを抱いてしまいます。

現在、市販されている竹を使った照明器具の品数では、日本製のものがその構成の多くを占めますが、工房的に生産されていることが多く、量産の難しさ・手頃な価格帯へのハードル・後継者不足という課題も同時に内包している状況を見聞します。

ベトナム製の竹製品が、こうしたニーズに応えるものとして存在感を高めている理由としては、ベトナムの固有的な加工の歴史の長さとその裾野の広さが背景にあり、手先が器用で勤勉な国民性によりその強みを支えていることが挙げられると推察されます。
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Ampouleで一番人気の高い竹ペンダント照明

日本の伝統工芸的色彩の強い竹製品は、生産地の転移や調達のかたちを変えながらも、永く根付かせていくことを大事にしていくべき、、、という気がしています。