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学生時代への回想

先日、会社行事の後のビュッフェスタイル懇親会で、突然にテーブルごとに一発芸の披露をするように言われました。ザワザワツとしたあと、なんかやってくださいとお鉢が回ってきたので、「大きな声なら出せます。」と応えるとOKサインが出ました。

我々ビジネスマンを自認するからには、「身体が資本であること。健康にもある程度自信を持っていること。」が必須です。腹から声を出す練習は、40数年前の体育会弓道部入部からはじまりました。懇親会で大声で叫びながら、はるか昔を回想しました。

中学・高校とバスケットボール部に所属して、チームプレーを体験しました。大学では個人技が出来る競技を志望した結果、袴をはいて行う弓道をすることにしました。体育会で伝統校でもあったため、上下関係や挨拶の仕方等厳しい面がありました。挨拶は自分より上級生には、一人一人の正面まで近づいて行います。帰る場合も上級生一人一人の前に出て行います。冬はオーバー、手袋、マフラーを取ってから挨拶します。

各学年に役割があり、1年生はどんなに選手として選抜されても1年生の役割を担わなければなりません。真冬でも1年生は足袋が履けません。足袋は2年生から履けるようになります。道場雨戸の開閉から板の間の雑巾がけ、道場内外の掃除、上級生の引いた矢を取りに行ってきれいに土を掃って、射場の矢立てに戻します。

矢追(やおい)といいます。
それから1年生の役割に「看的」(かんてき)と呼ばれるものがあります。

これが腹から声を出す行為です。公式試合の場合や試合形式の練習時に矢が的に当たった瞬間に声を出すのです。的に当たると同時に声を出すため、「あたりー」とは言いにくいので、「たりー」と叫びます。これがなかなか腹からの声が出ないので練習するわけです。入部当初は来る日も来る日も「看的」をやりました。

中途半端な声の出しようでは、上級生からOKが出ません。面白いことにこの声の出しようは一人一人特徴があり個性がでるのです。味のある節回しも出てきて、なんでも真剣にやると聞き応えのある声になるものと感心します。

なお、「手の内」を簡単に見せるなとよく言いますが、これは弓道から始まった言葉です。手の内とは弓手(左手)で弓を握るときの弓の握り方を言います。これは流派によって公開しないことから、このような言葉が使われるようになったと教えられました。